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目が覚め
今日もいつもと変わらぬ雨。
雨音に顔を顰め
凍て付く空気と戯れながら
賑やかな繁華街 魔法のくさを振り撒きながら
あたたかな 君の熱へと焦がれてく。
恵みの雨が降り注ぎ 溢れ出すのが夢だとしたら
僕は何処に流れてる?
絶え間なく注ぐ夢の中 それに気付けなかったから・・・。
目が覚め
今日もいつもと変わらぬ光。
眩しさに顔を顰め
照り付く空気が戯れ踊り
淋しげな路地裏 魔法のくさを振り撒きながら
あたたかな 君の熱へと焦がれてく。
やがて雨は降り止んで あぶれ出すのも夢だとしたら
僕は何処に吹き溜まる?
絶え間なく注ぐ夢の中 それに気付けなかったから・・・。
例えば取り残された水の中 消えて行くのも夢だとしたら
僕は何処に融けて行く?
川原の地面に横たわる 魚は干乾び見上げてる
あなたのこの優しさで 僕は其処に行けるんだ。
想われること 想うこと。
膿んだ心は水に溶け 溺れ続ける魚たち。
あなたが僕を照らさなければ
これが夢だと気付けなかった。
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