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土
さぁおいで
ここの主は優しい
もう君が
傷付く事のない様に
柔らかな綿で包んでくれる
それはまるで
蒲公英の様な輝きで
驕った草花を薙ぎ倒し
静かに花開いてゆく
嘘を撒いては
華やかに振舞う
怯えた蛍の群れ
地に落ちて血に堕ちる
欲するのは白いカーテン
左に流れ
右に流れ
景色の中の砂嵐は
電子音と風の音に溶け合って
土の上でチカチカと
点滅を繰り返す
裏と表が入れ替わり
逆さまの視界に包まれるのは
既に君があちらこちらに
散らばっているから
境界線は全てに張り付き
君も僕も
何処にいるのか
何者なのか
答えが溢れて
応えることなど出来なかった。
ここの主は優しい
もう君が
傷付く事のない様に
柔らかな綿で包んでくれる
それはまるで
蒲公英の様な輝きで
驕った草花を薙ぎ倒し
静かに花開いてゆく
嘘を撒いては
華やかに振舞う
怯えた蛍の群れ
地に落ちて血に堕ちる
欲するのは白いカーテン
左に流れ
右に流れ
景色の中の砂嵐は
電子音と風の音に溶け合って
土の上でチカチカと
点滅を繰り返す
裏と表が入れ替わり
逆さまの視界に包まれるのは
既に君があちらこちらに
散らばっているから
境界線は全てに張り付き
君も僕も
何処にいるのか
何者なのか
答えが溢れて
応えることなど出来なかった。
2008.08.29 ▲
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