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限られた肖像
薄っぺらい過激さに
縋るより他ない籠の中
此処が全てと言わんばかりに
個々を捨て去り
一端に鍵をひけらかす
類型の自我が花開き
滑稽な歯牙が生え揃うまで
全ては自由だ
焼べては杞憂と己を騙し
誰かが点火し陽が昇る
誰かに転嫁し陽が沈む
示された道は
どれもこれもが行き止まる
進めやしないさ
その身を置いていかない限りは
2021.10.17 ▲
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