滲む天蓋
Japanese Tatami Rooms and Decomposing Corpses7
昼か夜かも定まらず
畳と共に綻びる日々
障子の向こうに
誰が居ようが何をしようが
構いはしないさ
この壁蝨と共に老いて行き
あの荼毘と共に置いて逝く

そうさお前は
蛍光灯の揺らぎに寄り添う
天蓋被った下手人だ
布団の中で腹を割ろうが
皺寄せで顔を真っ赤に腫らした
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2023.01.28


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