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顔の無い風が
抱く事も無い雨を横目に
思い出す事の無い
名前を憂う
確かに其処に在ったのに
消えてしまえば
誰も知らない
そんな流れに抗うように
匂いを音を温もりを
纏った影が体を成す
言葉に残っていなくとも
至る所で何かの記憶が
蠢いている
抱く事も無い雨を横目に
思い出す事の無い
名前を憂う
確かに其処に在ったのに
消えてしまえば
誰も知らない
そんな流れに抗うように
匂いを音を温もりを
纏った影が体を成す
言葉に残っていなくとも
至る所で何かの記憶が
蠢いている
2023.03.17 ▲
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