透明な檻
Creepy old man in a light bulb4
薄暗い部屋に組み込まれ
離れた日差しを懐かしむ
届かぬ帳に手を伸ばす

空を切る指に絡まるように
蜘蛛の巣が弾け
点った電球
曇った眼球
年老いた骨が支える執着
渦巻いた星に揃って漂着
顎も無く今を噛みしめる
味の無い糸
味気ない意図
熱は何処から伝わって
中途半端な果を実らせる
過を募らせる
閃きも朝も夜も無い
この透明な檻に在っては
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2023.08.08


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