参道に臨め
A grudge that wanders through the valley of a rough and tumble building3
亀裂をなぞる人々は
低く構えた雲にも及ばぬ
空と言えるか頭上の歪みは
白濁する朝
恵の山羊が破裂する
痛まぬうちに
満たしてしまおう
心も腹も
滅入るような黒布が
顔を覆ってしまわぬうちに
身軽な者から
昇っていければ望ましい
奈落で生じた
命を賭して
彼の地を模した参道に臨め
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2023.08.09


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