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肩書きだけの人
電信柱をぐるっと周り
優しい声で語り掛ける
晩秋に染まる偽善者を
訝しい目で見つめ
差し出されたその手に
憎しみを抱き
苦しみを描く
無明
咽が引き攣る
偽明
門に引き摺る
外灯が照らす
名も無き無き虫の屍骸は
驕りの中の
満たされない欲求と葛藤を
下らなく惹き立てている
止め処無く
上昇を続ける高揚に
比例するかの様に
偏差値の基準値へと反吐を吐き
頂から見下している
お前の顔は恍惚を帯び
下腹部の膨張と共に
渦巻いてゆく
胡麻摺り
社交辞令
張りぼての肩書きと
神輿の中の待遇で
猿は何処まで増長出来るのか?
虫の様に潰れ
拉げる身体
嗚呼、
空だ、空だ
拉げて空だ
お前の中身は空っぽだ。
見ろ
皆、嬉しそうに笑っている
皆、悲しそうに泣いている
腹の底から笑っている
声を張り上げ泣いている
茶番染みたお芝居
滑稽なお葬式
優しい声で語り掛ける
晩秋に染まる偽善者を
訝しい目で見つめ
差し出されたその手に
憎しみを抱き
苦しみを描く
無明
咽が引き攣る
偽明
門に引き摺る
外灯が照らす
名も無き無き虫の屍骸は
驕りの中の
満たされない欲求と葛藤を
下らなく惹き立てている
止め処無く
上昇を続ける高揚に
比例するかの様に
偏差値の基準値へと反吐を吐き
頂から見下している
お前の顔は恍惚を帯び
下腹部の膨張と共に
渦巻いてゆく
胡麻摺り
社交辞令
張りぼての肩書きと
神輿の中の待遇で
猿は何処まで増長出来るのか?
虫の様に潰れ
拉げる身体
嗚呼、
空だ、空だ
拉げて空だ
お前の中身は空っぽだ。
見ろ
皆、悲しそうに泣いている
声を張り上げ泣いている
茶番染みたお芝居
滑稽なお葬式
2008.11.14 ▲
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