自我への糾問
A group of masked men going through the city Oil Painting1
閉め切ったドアの連なりが
明くる路地へと持ち越され
顔の知れない憲兵と
舗装の及ばぬ目覚めを促す

覗き込むには早過ぎたのだ
面と向かった己の顔に
めり込む握拳
刷り込む悪見
吹き出る血潮で灯しておくれよ
火照った信号
湿気った暗号
練り歩く意味も解らぬままに
意気揚々と言葉を放つ
別つ間も無い孤独を抱えた
自我への糾問
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2023.08.10


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