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一滴だったその始まりは
仰向けになった川底で
呼吸するのも忘れるくらいに
水面の街は賑わっていた
午後には崩れてしまうでしょう
慣れ親しんだあの家々も
雄々しく聳えたあの峰々も
取っ払うことに未練はないのさ
外連味もなにも
端から生まれたままの姿だ
抜け落ちるより
速い速度で
萎えて行くのさあれもこれもが
仰向けになった川底で
呼吸するのも忘れるくらいに
水面の街は賑わっていた
午後には崩れてしまうでしょう
慣れ親しんだあの家々も
雄々しく聳えたあの峰々も
取っ払うことに未練はないのさ
外連味もなにも
端から生まれたままの姿だ
抜け落ちるより
速い速度で
萎えて行くのさあれもこれもが
2023.09.01 ▲
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