積年に嗄れた
Blissful hobo sitting on the fire escape of an old building2
定位置から臨んでも
留まるものは何も無いんだ
遅かれ早かれ差はあれど

快く貸した
二度と戻ってこないと
悟っているのに
晴天ばかりが空ではないさ
知っているのに
曇天ばかりに囚われている

早く全部流してやりなよ
雲のように水のように
また青空が
覗いているのを見たいなら
積年に嗄れた
その声がまだ聞き取れるなら

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2023.09.25


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