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退いていくのは一瞬だ
当たり前の音はもう
記憶の奥に存在するのみ
繁茂するんだ見境も無く
誰も踏まなくなったものにはね
饐えた匂いが溜まってゆくんだ
従順な振りをして
君の思い出を書き換えている
街宣車が声高に
必死に何かを訴えている
知った事ではないけれど
知った様な
口調が何故だか懐かしい
反響するんだ
今にも朽ち果てそうな区画に
当たり前の音はもう
記憶の奥に存在するのみ
繁茂するんだ見境も無く
誰も踏まなくなったものにはね
饐えた匂いが溜まってゆくんだ
従順な振りをして
君の思い出を書き換えている
街宣車が声高に
必死に何かを訴えている
知った事ではないけれど
知った様な
口調が何故だか懐かしい
反響するんだ
今にも朽ち果てそうな区画に
2023.11.06 ▲
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