衰眠夜話
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薄皮一つで繋がっている
骨はとっくに断たれているのに
希望なんて
何処に見出せばいいのだろうか
毎晩毎夜
削り取られるだけだというのに
逆立つ心が脈動したまま
枯野の窪みに転がり落ちた

ほら晩餐会の始まりだ
腹痛に喘ぐ私を尻目に
夢が気道を塞いでいる間に
何度も何度も
食害されては蘇るんだ
蟻に鳥に熊に人に
魚となった余生を捧げる
生臭い臭いを放って
浅瀬に嵌った姿のままで
起きては眠り
覚めては睡るを繰り返す
意識ある限り

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2023.12.01


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