満ち足りた未知
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草臥れて行くだけだった
あのまま過ごしていたのなら
埋めてきたんだ
霧の向こうに山の深くに
好奇心が燻っている
まだあの頃の様に
煙たく激しく
色鮮やかに明滅していた
気怠く沈んだ営みが
見違えるほど
生き生きと揺れている
こんな辺鄙な場所においても
満ち足りた未知に触れていられる
確信は時に幸福だ
何も気付けず
淀む覚悟で臨む道より

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2024.04.03


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