牡山羊の瞳
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開放的であって欲しいと
あれだけ願ってくれたんだ
収まる所にやって来るのは
少しも不自然なんかじゃない
賑やかな街は大好きさ
不安な気持ちを見失うから
たらふく食べて
遊び倒して
時の流れに総てを委ねる
シャッターは既に降りていて
人の姿も疎らであっても
晴天によって焼き付いている

煽情的な一幕は
黒い牡山羊の瞳の中に
眩む御伽の一夜の半ばに
凝縮された影が光が
電線に触れて脳を惑わす

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2024.04.09


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