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不安定な自我の中枢より
不自然な循環に呑まれる
観念的な星たちに
取り留めの無い名称が付けられた
空
空しく
空気の様な
空想と戯れる不変
鼓膜が揺れ
振動が信号へと変換され
脳内へと送信されてゆく事に
また前頭葉が疼き始める
不足!
蛇足!
加速!
纏まらないモノに
意味を見出す
欲望!
願望!
展望!
生きた証は
何処に残るのだろう
再び概念が立ち塞がり
そこから観える刻を形成する重力が
残留した記憶を剥ぎ取って
いつか忘却というものを経る事で
渦巻く慣性系の引き摺りの中に巻き込まれ
何処かでまた存在を確立する事すら
許されはしないのだろうか
重力に溺れ
重力と混ざり
重力そのものとして
未来的≒過去的に
…永遠に
因果関係を持ち得る事が出来ずに
ただ、純粋な愛しさ故に
記憶を宿したものたちを
同じ境遇へと巻き込んでしまうのだろうか
先に旅立ったものたちは
やがて質量を増し
空間すらも歪めてしまう
存在すらも疑わしい引力で
何千何万何億ではきかない時間軸の中で
アポトーシスに作用し
際限の無い膨張を繰り返してゆくのだとすると
個と個という概念は
極めて不安定で不完全なものと謂わざるを得ない
だからこそ
私はあなたを知覚し
僅かばかりの共有を得れた事に
不完全ながらもこの上の無い
感謝の想いを抱いているのかも知れません
不安定な自我の中枢より
観念的な星たちに
取り留めの無い名称が付けられた
空
空しく
空気の様な
空想と戯れる不変
鼓膜が揺れ
振動が信号へと変換され
脳内へと送信されてゆく事に
また前頭葉が疼き始める
不足!
蛇足!
加速!
纏まらないモノに
意味を見出す
欲望!
願望!
展望!
生きた証は
何処に残るのだろう
再び概念が立ち塞がり
そこから観える刻を形成する重力が
残留した記憶を剥ぎ取って
いつか忘却というものを経る事で
渦巻く慣性系の引き摺りの中に巻き込まれ
何処かでまた存在を確立する事すら
許されはしないのだろうか
重力に溺れ
重力と混ざり
重力そのものとして
未来的≒過去的に
…永遠に
因果関係を持ち得る事が出来ずに
ただ、純粋な愛しさ故に
記憶を宿したものたちを
同じ境遇へと巻き込んでしまうのだろうか
先に旅立ったものたちは
やがて質量を増し
空間すらも歪めてしまう
存在すらも疑わしい引力で
何千何万何億ではきかない時間軸の中で
アポトーシスに作用し
際限の無い膨張を繰り返してゆくのだとすると
個と個という概念は
極めて不安定で不完全なものと謂わざるを得ない
だからこそ
私はあなたを知覚し
僅かばかりの共有を得れた事に
不完全ながらもこの上の無い
感謝の想いを抱いているのかも知れません
不安定な自我の中枢より
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2009.07.02 ▲
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