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背上より、歓びを求めて
木製のカップを眺め
裁定に心根の拠り所を求める
不謹慎な幼心
こぷこぷこぷ、と
盛り上がり厚みを増す
日の入り讃える
無地の山麓
ああ、
日の出だ
ご来光だ!
ささ、其の目に
とくと焼き付けていって下され!
湿地の括れから
眼福なる光彩に呑み込まれ
収まろうと自問する
焦燥に囚われた気概から
諦めにも似た醜悪な惰気まで
全てが洗い浚い
有りの儘に照らされ焦げ付いてゆく現実を
心地良くさえ感じる
惨めな我が人生に問う
傀儡は必ずしも
不幸せであると言えるのか?
背上の山脈は
脂ぎった輝きで
生きとし
生けるものを見下ろす
こんな時代ですから
皆が皆、各々の背中に実った瘤(こぶ)を眺めて
誰が何処に植わって居るのか
顔色だけを窺いながら
暖かな日差しへと
憧れを抱いているのかも知れません
遺棄と死
逝けるものを身卸す
我が視界の無常、…否、無情
怠惰、醜態、
いじけたこころ
陽の温もりに
包まれることの歓び
裁定に心根の拠り所を求める
不謹慎な幼心
こぷこぷこぷ、と
盛り上がり厚みを増す
日の入り讃える
無地の山麓
ああ、
日の出だ
ご来光だ!
ささ、其の目に
とくと焼き付けていって下され!
湿地の括れから
眼福なる光彩に呑み込まれ
収まろうと自問する
焦燥に囚われた気概から
諦めにも似た醜悪な惰気まで
全てが洗い浚い
有りの儘に照らされ焦げ付いてゆく現実を
心地良くさえ感じる
惨めな我が人生に問う
傀儡は必ずしも
不幸せであると言えるのか?
背上の山脈は
脂ぎった輝きで
生きとし
生けるものを見下ろす
こんな時代ですから
皆が皆、各々の背中に実った瘤(こぶ)を眺めて
誰が何処に植わって居るのか
顔色だけを窺いながら
暖かな日差しへと
憧れを抱いているのかも知れません
遺棄と死
逝けるものを身卸す
我が視界の無常、…否、無情
怠惰、醜態、
いじけたこころ
陽の温もりに
包まれることの歓び
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