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金属アレルギー
どろどろとした何かがさざめく
それは頭の先から爪先にかけて。
胸に痞える 黒くささくれた蟲と 悔恨の藍
幾つもの細い糸を束ね 視せる夢と 思い込みの情景。
自分への憎しみと無力感。
脱力と肉体 養分と吸収 使えない抜殻。
この世に生まれた その瞬間から 深く深く埋め込まれた針。
終りを迎えるその時まで
きっと、僕の体から取り出すことは出来ないのでしょう。
広い農園 朽木の人と 大きな茸。
管理という名の肥料と自由という名の害虫。
摺り込まれた常識。
アレルギーと自我。
だから僕は 広い農園の片隅、
吹き溜まりの中 膿を吐き出し続ける。
それは頭の先から爪先にかけて。
胸に痞える 黒くささくれた蟲と 悔恨の藍
幾つもの細い糸を束ね 視せる夢と 思い込みの情景。
自分への憎しみと無力感。
脱力と肉体 養分と吸収 使えない抜殻。
この世に生まれた その瞬間から 深く深く埋め込まれた針。
終りを迎えるその時まで
きっと、僕の体から取り出すことは出来ないのでしょう。
広い農園 朽木の人と 大きな茸。
管理という名の肥料と自由という名の害虫。
摺り込まれた常識。
アレルギーと自我。
だから僕は 広い農園の片隅、
吹き溜まりの中 膿を吐き出し続ける。
2007.02.26 ▲
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