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トび魚
飲みかけの水に
そっと目を配りながら
赤茶けたコップの縁(ふち)から
今日も君の視線を追いかける

エクスタシーの貧困
突出した情感
床に転がる
ヘタとカサの夢の跡

君の瞳は
また僕の胃の中で
独りごちている

洗濯バサミで繋ぎ止めた
腹と原の境目から
ぶつぶつと
土留色の私利私欲が溢れ出し
僕のズボンは
いつもびしょびしょだ

窓の外の空は
この頭とは混じれない

コップで掬った泥水と
雲と戯れる
アンテナとの距離感は
胸の奧でとぐろを巻く
煮え切らぬ
不浄の想いと比例している

今一度僕は足を止めて
君の泳いだ瞳と共に
不条理な日々の端から端へと
トんでみるのも悪くないな

電線を伝う雫が
球体の世界を映し出し
君と僕との世界は
ちっぽけな快楽と共に
今、人知れず縫合される
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2010.10.08

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