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枕の上のプラナリア
開ける事の出来なかった扉が
線路を伝って零れ落ちる
プラナリアの流入によって
今、静かに腐り果てる

断頭台の上では
たった一人の執行人が
寒空が支配する
灰色の毛溜りを見下ろしながら
輪切りにされたプラナリアに
丸裸の犬の群れを
嗾けていた

接合した傷口には
膨らんだ陰茎の瘤が食い込み
今、新たな個として
知覚を渦巻かせ
復元された旧来の自分自身と
殺し合いを始めようとしている

五つの頭には
自我という概念が芽吹き始め
自らの存在を立証せんと
咽頭から伸ばした舌で
同化したままの
欲望を引き摺り出した

切断切断切断…
繰り返される自我の増殖
耳葉が匂いを感じ取り
膨らみかけの
頭を撫ぜる

空ける事の出来ない頚木
四季折々の死期と邂逅
夢から覚めた
畸形の残響
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2011.09.22

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