かがり火と無憂樹
さざれ石の内に在り
久遠の意志を願う心に
命を細めた毛皮で寄り添う

最深部からの求心は
地熱を纏った殻へと流れ
憎しみ塗れの この身を晒す

ああ、
慈しみは此処にある
暗がりの中のかがり火よ
僕をもっと照らしておくれ

浮かび上がった道しるべ
何処かで望んだ 鍵と意義
無憂樹に咲く花の様に
優しく瞳に映っていたい
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2012.07.23


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