どんでんがえす
雨滴の伝う螺子
灰を纏った夜長の月に
合掌造りの欲と針
合唱疲れの翌と狐狸

化かされてたのは
誰そ彼か
黄昏時の自慰と他意
故意とは交えぬ
恋と恣意

あ丶留まらぬ我が受動
主導と違えるこの能動
産み落としたのは
ゴミか命か

大衆的な無知観を
体臭的な価値観へ
刈り取り駆られて
枯れては嗄れて
潰れた声を響かせて
明日の空を真下の空へ
底を漁ると
其処は明後日
どんでんがえす
いつの日か
関連記事

2012.09.10


Secret