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群生する個眼
終着駅より渓谷深く突き刺さる
鋭利な体節 枝、掻き分けて

時針の重心より導かれ
傾く様に歩く路地
余白には幼き日の夢
灰色がかった褐色の群体が
今、地磁気を貪る

靴の裏に体液滲み
何千何万という蠢きに
向う先すら朧に曇り
落とした鍵の在処さえ
楕円の粒へと埋もれてゆく

付属肢が掌の中で暴れてる
夥しい数の群れ群れが
木々の節から隙間から
わらわらわらわら溢れ出し
元来た道も行く道も
その背の色へと帰属させる

磁石の壊れた日常に
奉納されぬ
理想を抱き暮れてゆく
自我としての探訪

あの空もあの星も
自身の銃身より生き別れ
俯く様に歩く孤児
自白には惜しみなき非の雨

唇の隙間を潜って垣間見る
黒光りした群生は
史記の節目か虫の眼か

其処にはもう意志は無く
此処にももうじき虫が湧く
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2012.10.15


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