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かんむり
巣箱から身を乗り出したきり
数年もの間失踪していた
僕のトリが帰ってきた
網膜へと照り付ける
原色の暴力、
雄雄しい冠に追随するのは
紛れも無く今の生活
減色の抗力が
無味乾燥な日々の営みによって
薄められて居座る現状
至る経緯について
何も触れずに
猛烈な勢いで
剥されて別けられて
鋭角な圧力に噛み取られ
はみ出た内面
収まり切らない干渉、
エイメン
祭囃子が鳴いている
影絵の子供は泣いている
鴉の声が
あっちこっちと揺れながら
灯る蝋燭 映し出す
また逢いたいね
逢えるかな
凍えた部屋に
あの日のままの君の聲
この日へ綴ったベルの音
数年もの間失踪していた
僕のトリが帰ってきた
網膜へと照り付ける
原色の暴力、
雄雄しい冠に追随するのは
紛れも無く今の生活
減色の抗力が
無味乾燥な日々の営みによって
薄められて居座る現状
至る経緯について
何も触れずに
猛烈な勢いで
剥されて別けられて
鋭角な圧力に噛み取られ
はみ出た内面
収まり切らない干渉、
エイメン
祭囃子が鳴いている
影絵の子供は泣いている
鴉の声が
あっちこっちと揺れながら
灯る蝋燭 映し出す
また逢いたいね
逢えるかな
凍えた部屋に
あの日のままの君の聲
この日へ綴ったベルの音
2012.12.21 ▲
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