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平衡に就いて
打ち上がっては立ち止まり
螺子の溝へと唾を垂らす
取り沙汰された醜聞も
調速機の加減により押し込められ
擬似的な静寂の中に
時事的な正逆形質を収容する
また君か
欠陥を指摘されず
血管の刺激にさえも
敏感な流動は塞き止められ
鈍感な流行が書き留められる
ああ 下らねえな
ああ 降る筈はないとも
登ってゆく時は あっと言う間さ
落ちてゆく時も あっと言う間だな
軸の周りで
遠心力が外へと振れる
比較する対象が
視覚すら朧げであれど
規格より
溢れる事はないだろう
雨を避けて 飴を嘗める
不均一に ぽつぽつと
入れ替わり 立ち代わり
数式の中へと 編み込まれてゆく
常識の墓へと 組み込まれてゆく
ああ 下らねえ
優性の中で声を荒げ
劣性の中で声を潜める
この繰り返しで
僕の知覚は息をするんだ
そう 降る筈はないともさ
この平衡に 張り付く限りは
また君か
ああ また僕は此処にいる
螺子の溝へと唾を垂らす
取り沙汰された醜聞も
調速機の加減により押し込められ
擬似的な静寂の中に
時事的な正逆形質を収容する
また君か
欠陥を指摘されず
血管の刺激にさえも
敏感な流動は塞き止められ
鈍感な流行が書き留められる
ああ 下らねえな
ああ 降る筈はないとも
登ってゆく時は あっと言う間さ
落ちてゆく時も あっと言う間だな
軸の周りで
遠心力が外へと振れる
比較する対象が
視覚すら朧げであれど
規格より
溢れる事はないだろう
雨を避けて 飴を嘗める
不均一に ぽつぽつと
入れ替わり 立ち代わり
数式の中へと 編み込まれてゆく
常識の墓へと 組み込まれてゆく
ああ 下らねえ
優性の中で声を荒げ
劣性の中で声を潜める
この繰り返しで
僕の知覚は息をするんだ
そう 降る筈はないともさ
この平衡に 張り付く限りは
また君か
ああ また僕は此処にいる
2013.05.03 ▲
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