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自我地産
先の尖った物差を
茎の曲がった
眼差しへと突き立てる

流れ出すべきものが
既にこの場所から
持ち去られている事に気付く頃には
満天の星々が
虫篭の遥か上空へと吊り上げられ
群生する苔の隙間から顔を出す
ふてぶてしい
子実体どもの信仰により
艶やかな土の蕾を芽吹かせていた

穴の開いた眼球からは
映し出す風景すらも零れ落ちて
もうここに 陽は当たらない
非を語れない

先を丸めた物差で
餓鬼に縋った
愛弟子どもが急き立てる

明け暮れてゆく地平には
焼け焦げてゆく不平があった

もうここに 血は通わない
身を宿せない
収穫出来ぬ 木々の苛立ち
日々の逆立ち

落ちる事なき果実の産声
幸福に満ちた晩餐会

なんと芳香な

理想の柵へと囚われた
艶付く自我の園で嘯く
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2013.05.07


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