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野晒し
歩幅が縮まる程に
誰も彼もが
窮屈な箱の中へと
囚われてゆく

誰を愛するでもなく
誰に臆するでもなく
誰かを模した
象徴的な感性に
常習的な歓声が入り混じり
恒常的な慣性へと
取り込まれてゆく不遇

此処にあるものは
不純物だらけです

あるものは
分別の知れぬ蕾へと
伸縮性の吻を膨らませた
造花に与した なまものです

或いは
底知れぬ排泄腔へと
自ら頭を差し入れる
きわものとも言えます

悲しむべきは
乞食ですらも事足りる
投げ売りされた
愛の小箱

嘆かわしきは
かたかたと音を立て
一つとして
噛み合う事もないのに
納まりが好さ気な連帯感に縛られ
満たされた様に
振る舞い続けている事でしょう

満面の笑みを浮かべ
一体何に
愛を晒しているのだろう

見渡せど
答えを記すものはなく
膿爛相の液だけが
ただ野の原へと染み渡る
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2013.06.09


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