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子猫のままで
口一杯に頬張った
多感な空を噛み締めながら
辻褄合わせの ペンキは撒かれる

ずっとずっと
子猫のままでいておくれ

もはや材質などは気にも止めずに
形状すらも歪めた屋根に
その身を預ける事でしか
お前の大義は
息をする事も出来ぬのだろう

こんな場所にも愛はあるのさ
私にとってはガラクタだけどね
僕にとっては只の重荷さ

残念だけど
残念なのかな
観念は例外はなく残念なのさ
きっと全てが
夢の様に過ぎてゆくんだ

茎を辿れば
根には行き着く
だけれど
昨日の猫はもういない

捻じ曲がった視界に映る
膝の上で微睡むそれは
猫を装う事でしか
この世に生を授かれなかった

私は被害者です
口程にもなく
大袈裟に
布団の上へと爪を滑らす

そうだ
あの日の屋根は 何色だったか
あの人に聞い掛ける
あの日は 何処

きつくきつく 気道を締める
血走る瞳に 音のずれた
長閑なあの日が 訪れる

床一面に広がった
多感な空を踏み締めながら
口裏合わせの 天気は目合う

ずっとずっと
子猫のままでいておくれ
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2013.07.12


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