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幸せ手合せ
取り付けられた
奥歯の根元に
びっしりと
敷き詰められた嘘吐きは
肌寒い湿気った夜に
幾度となく
転落を繰り返す

こんなに
柔らかな土だから
どんなに
朗らかな無知にさえ
そんなに
高らかに咲き誇るのさ

ああこの瞬間も
鏡越しに君は遠ざかり
砕けた硝子が降り注ぐ

傷は今にも
赤い火花を誘い出し
内気な空へと
連れ去らんとしていた

十一月の雪はきっと
目の中に入れても痛くはないさ

黒く滲んだ
手と手は交わり
紅葉の季節は悲鳴を上げる

目覚めの朝は
いつまでも手を合わす
幸せそうな寝顔を眺めて
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2013.11.10


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