日雇い偏執者
地吹雪の中で
自ら視野を閉ざしながら
奪われた時間への責任を
高圧的な尺度で着飾る

偏執的な学徒は聞かざる
流れてゆく者の眼差し
比率は違えど いつの時代も

潰えた夢は
暴力と怒号に彩られ
いつまでも
彼等の頭を犯し続ける

また今日も性懲りも無く
愛と平和を語る犬は
言葉以上の重みの外で
日当咥えて
正義の味方を気取っていた
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2013.12.15


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