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窓の中、空の下
酒瓶の中の液体が
刻んだ度数と等価であるのか
泳ぎ疲れたグラスの中で
氷の様な嬰児が囁く
産み落とした母体から
引き抜かれたプラグの放蕩
流れ流れて何処に収まる
腐り始めた窓の中
汁気を帯びた夢は膨らみ
一時だけの幸せが
氷点下の空の下
行き場を失い輝いていた
刻んだ度数と等価であるのか
泳ぎ疲れたグラスの中で
氷の様な嬰児が囁く
産み落とした母体から
引き抜かれたプラグの放蕩
流れ流れて何処に収まる
腐り始めた窓の中
汁気を帯びた夢は膨らみ
一時だけの幸せが
氷点下の空の下
行き場を失い輝いていた
2014.01.07 ▲
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