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未定調和
ペンチの先端に
明日の予定が挟まれていた
怒りの矛先が向かう度
ぎりぎりと音を立てて目を剥いて
眠りの淵から法螺吹きの
足首めがけて浮かび上がる
水揚げはいつも活きが良く
丸投げにされて息も絶え絶え
こいつもきっと
その日暮らしの性さ
机上の空論飛び交う夜は
鉄臭い上昇気流に追いやられ
午前零時を流れてゆく
白んだ意識が戻る頃
正門には
雲一つない空が広がっていた
明日の予定が挟まれていた
怒りの矛先が向かう度
ぎりぎりと音を立てて目を剥いて
眠りの淵から法螺吹きの
足首めがけて浮かび上がる
水揚げはいつも活きが良く
丸投げにされて息も絶え絶え
こいつもきっと
その日暮らしの性さ
机上の空論飛び交う夜は
鉄臭い上昇気流に追いやられ
午前零時を流れてゆく
白んだ意識が戻る頃
正門には
雲一つない空が広がっていた
2014.01.23 ▲
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