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隔つ鳥居
傾いた首が浮かんでいる
灯り一つ無い暗がりを押して
ダイヤル式の胴体を
入れ替える
夜はまだ
雛鳥の羽根に
融けこんでいるのに
立ち並ぶ鳥居の隙間は
目映いばかりの
御来光が満ち満ちていた
嘴が陽を喰らい
零れ落ちる はらわたが
白雲と交わる
それは血の気に満ちた
山の咆哮
破魔の芳香
けたたましく囀りながら
捲れた蕾が咲き誇る
此処は神域か
将又 志半ばの癲狂か
灯り一つ無い暗がりを押して
ダイヤル式の胴体を
入れ替える
夜はまだ
雛鳥の羽根に
融けこんでいるのに
立ち並ぶ鳥居の隙間は
目映いばかりの
御来光が満ち満ちていた
嘴が陽を喰らい
零れ落ちる はらわたが
白雲と交わる
それは血の気に満ちた
山の咆哮
破魔の芳香
けたたましく囀りながら
捲れた蕾が咲き誇る
此処は神域か
将又 志半ばの癲狂か
2014.03.23 ▲
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