Trackback
| ホーム |
初春の回想録
夢の合間に見る駅で
紙の折り目を押さえてる
汗ばむ指が閉じた景色へ
二度と訪れる事は無いでしょう
飛んでゆく君のリボンに
掛替えの無い声を託し
寂れた線路を伝って響かす
チューリップの咲く頃に
またこの場所で
音色すらも噛み合わず
乱れた周波が
夕暮れの空を喰らう時刻
続いてゆく幸せを
そっと眺めては折り畳む
ある初春の回想録
紙の折り目を押さえてる
汗ばむ指が閉じた景色へ
二度と訪れる事は無いでしょう
飛んでゆく君のリボンに
掛替えの無い声を託し
寂れた線路を伝って響かす
チューリップの咲く頃に
またこの場所で
音色すらも噛み合わず
乱れた周波が
夕暮れの空を喰らう時刻
続いてゆく幸せを
そっと眺めては折り畳む
ある初春の回想録
2014.04.02 ▲
| ホーム |