有り余る道
一つ何かを得る度に
二つ確かな決意を捨て去る

僅かばかりの蓄えで
いつまでこれが続くのだろう

満たされた錯覚に
沈んでゆくのも一興で
波立てるのもまた意義有る事さ

唆された肉体で
朝を迎えりゃ
檻の中

愛を語れば
霧の中

身を削いで骨 捉え
痛みの中で自我を知る
どちらにしても
籠の中

故に過誤の中
好き勝手な道を説く

それで心が晴れるなら
何て素敵な人生だろうか
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2014.04.13


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