見下ろす主観
モニター越しの朝が来て
夜は怯えて布団に潜る

霧散したのは君の言葉で
仕損じたのは僕の言葉
明るく元気に声を張り上げ
遍く陰気に
焦がした瞳を泳がせて

見渡してるのは誰の意思か
客観性にも満たない容器へ
干上がりそうな
水を求める行脚の愚劣

渇いた喉にも悟りはあるさ
俯瞰と称した主観は嘯く
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2014.05.16


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