骨の叫び
ポリバケツに満たされた
思いの丈をぶちまける
ネオンの交差がざわつく度に
欠けては浮かぶ
月の小舟にその身を寄せて

梱包された
朝の屍骸は何処までも
歩む速度と共に朽ち果て
秋の市街へ
包み隠さぬ骨の心を晒してゆく
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2014.08.09


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