途切れぬ車輪
晴れ間を待つ様に
途切れぬバスの切れ間へ
思いを馳せる

隔たれた表情は
手を伸ばせば届きそうで
刈り取られた事実さえ
抜け落ちて
剥け落ちて
肌寒い外気と戯れ
変わらない君への依存を
深めてゆく

視界はきっといい加減で
誓いはもっといい加減さ

つまらない言葉が
気道を塞ぎ
埋まらない波止場の車輪が
堂々巡りの旅へと誘う

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2015.01.19


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