蒼天を仰ぐ
峰々を滑り降り
徐々に肥大化していく言葉
行く先も告げぬまま
木々の骨格に身を委ね
岩場の陰へと突き刺さる

ああ 春への軌跡が
ゴーグルに照り返す
一面の白銀へ
刻む足跡 望む足音
白骨にも成れず
何処までも広い蒼天を仰ぐ

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2015.03.27


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