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いつまでも
笑顔は空に
憎しみは土に
遠い場所から共鳴し
僕の身体は流れを帯びる。
絶え間ない収縮運動に囃されて
一瞬の落下の中に視る
数え切れぬ粒子の戯れ。
ああ、落ちて行く。
その瞬間は永く果てなく
見上げればあまりに一瞬。
錆びては朽ちてまた咲いて
剥れたうろこは連なりながら
階段の隅へと付着する。
爪で擦れば
指の隙間に根を張って
翳されたその身を
まぁるい瞳に擬視されながら。
赤い蜘蛛の巣 節を抜け
全ての鼓動と結び付く。
節から節へと流れは巡り
僕は今、滝の中で星を見ている。
憎みながら 苦しみながら
時に微笑みながら。
巡る鼓動はやがて尽き、
全ては粒子に融けゆくけれど
廻る粒子の回転は
きみの笑顔を刻んだままで。
憎しみは土に
遠い場所から共鳴し
僕の身体は流れを帯びる。
絶え間ない収縮運動に囃されて
一瞬の落下の中に視る
数え切れぬ粒子の戯れ。
ああ、落ちて行く。
その瞬間は永く果てなく
見上げればあまりに一瞬。
錆びては朽ちてまた咲いて
剥れたうろこは連なりながら
階段の隅へと付着する。
爪で擦れば
指の隙間に根を張って
翳されたその身を
まぁるい瞳に擬視されながら。
赤い蜘蛛の巣 節を抜け
全ての鼓動と結び付く。
節から節へと流れは巡り
僕は今、滝の中で星を見ている。
憎みながら 苦しみながら
時に微笑みながら。
巡る鼓動はやがて尽き、
全ては粒子に融けゆくけれど
廻る粒子の回転は
きみの笑顔を刻んだままで。
2007.09.18 ▲
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