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揺れる尾
打ち込んだ文字が刻まれて
落ち込んだ窪みの音に
新たな規則が見出される
無言の後は饒舌で
誰となくそれとなく
手足の生えた
御玉杓子を抱えて歩く
向かう先は雨雲の
真っ黒な肌へと帰属して
離れる先は晴れ空の
真っ青な肌を基軸とし
草臥れた
プロペラと共に飛んでゆく
そう 頭上を跨いだ影は
また
寒天質の愛しさ孕んで
全てを掴めぬ
その身を嘆き 暦と交わる
あぶれた機体は
尾を揺らす
幾つもの朝と夜とを
掻き分けながら
落ち込んだ窪みの音に
新たな規則が見出される
無言の後は饒舌で
誰となくそれとなく
手足の生えた
御玉杓子を抱えて歩く
向かう先は雨雲の
真っ黒な肌へと帰属して
離れる先は晴れ空の
真っ青な肌を基軸とし
草臥れた
プロペラと共に飛んでゆく
そう 頭上を跨いだ影は
また
寒天質の愛しさ孕んで
全てを掴めぬ
その身を嘆き 暦と交わる
あぶれた機体は
尾を揺らす
幾つもの朝と夜とを
掻き分けながら
2015.05.22 ▲
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