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隠者の森
街道の外れに倒れ
星を眺める
醜態は年の数だけ
秀才は西の彼方に
罵声を浴びて
風がポリバケツを
連れて来た
瞼が開けば木々は萌え
眼が光れば羊歯は萎える
曇り硝子の向こうでは
手付かずの森が
息を殺して夜を貪る
星を眺める
醜態は年の数だけ
秀才は西の彼方に
罵声を浴びて
風がポリバケツを
連れて来た
瞼が開けば木々は萌え
眼が光れば羊歯は萎える
曇り硝子の向こうでは
手付かずの森が
息を殺して夜を貪る
2015.12.03 ▲
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