| ホーム |
窓の外
息苦しさ犇く 暖かな部屋の中
頭痛と吐き気に震えながら
-8℃の窓の外
しんしんと舞う雪の粉に
積み上ぐ面影 気もそぞろ。
いつか来た日に埋もれて
遍く星を見上げてる。
硝子張りの大空は
さざめく粒子を張り付かせ
天壤無窮の自我と成す。
聞こえていますか。
暖かな部屋の中で 融けゆく君よ。
空ろな僕の耳元で
天道虫が囁いた。
一体どこから入ったのだろう。
閉め切られた部屋の中
確かに聞こえた翅の音に
重たい身体を起こしてみれば
いつか来た日に憧れて
遍く星を見上げる僕が
硝子張りの大空の
さざめく相思を抱き寄せて
天壤無窮の自我と成す。
聞こえていますか。
暖かな部屋の中で 融けゆく僕よ。
-8℃の窓の外
しんしんと舞う雪の粉に
君が凍えてしまわぬように。
頭痛と吐き気に震えながら
-8℃の窓の外
しんしんと舞う雪の粉に
積み上ぐ面影 気もそぞろ。
いつか来た日に埋もれて
遍く星を見上げてる。
硝子張りの大空は
さざめく粒子を張り付かせ
天壤無窮の自我と成す。
聞こえていますか。
暖かな部屋の中で 融けゆく君よ。
空ろな僕の耳元で
天道虫が囁いた。
一体どこから入ったのだろう。
閉め切られた部屋の中
確かに聞こえた翅の音に
重たい身体を起こしてみれば
いつか来た日に憧れて
遍く星を見上げる僕が
硝子張りの大空の
さざめく相思を抱き寄せて
天壤無窮の自我と成す。
聞こえていますか。
暖かな部屋の中で 融けゆく僕よ。
-8℃の窓の外
しんしんと舞う雪の粉に
君が凍えてしまわぬように。
2007.11.19 ▲
| ホーム |