薄明薄暮
薄暗い幕が命を繋ぎ
薄らいだ暮れの隙間に
思考を間引く

嬉しさも哀しさも
差し込む視線に見初められて
肉欲に揉まれ行く
憎しみに呑まれ逝く

一日が仮に二つならば
一つは我の為に在れ
一つは彼の為に在れ

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2015.12.12


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