姿と素顔
擦り切れた声の続きは
枝分かれした未来の一つ

ほら 床のテレビは
もう映らない

整合性など虚しいものだろ
思い描いた姿と 素顔
空き缶の蓋が
離れる事を拒む頃
捉えたはずの心は去るのさ
何の未練も残さずに

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2015.12.25


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