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手引書
筆と紙の隙間から
進軍喇叭がトテチテタ。
赤灯ぎらぎら夜風に撒いて
絵描きの腕を引き千切る。
手引書持った制服の
誇らしげな声色は
蒼い空へと融けてゆき、
豊かな街の上空の
白雲今日も汚してく。
モノクロの
紙面に晒す生首は
消えぬ烙印憂いながら
描けぬキャンバス見つめてる。
人よ
手引書から
はみ出ることなかれ。
咽と集音器の隙間から
進軍喇叭がトテチテタ。
赤灯ぎらぎら夜風に撒いて
歌人の咽を切り刻む。
手引書持った制服の
誇らしげな声色は
街の空へと融けてゆき、
豊かな街の上空の
白雲今日も汚してく。
モノクロの
紙面に晒す生首は
消えぬ烙印憂いながら
叫べぬ言霊拾ってる。
人よ
手引書を
侮蔑することなかれ。
脳と思考の隙間から
進軍喇叭がトテチテタ。
赤灯ぎらぎら夜風に撒いて
詩人の頭を叩き割る。
手引書持った制服の
誇らしげな声色は
蒼い空へと融けてゆき、
豊かな街の上空の
白雲今日も汚してく。
モノクロの
紙面に晒す生首は
消えぬ烙印憂いながら
書けぬ言葉に怯えてる。
家畜よ
手引書に
叛くことなかれ。
進軍喇叭がトテチテタ。
赤灯ぎらぎら夜風に撒いて
絵描きの腕を引き千切る。
手引書持った制服の
誇らしげな声色は
蒼い空へと融けてゆき、
豊かな街の上空の
白雲今日も汚してく。
モノクロの
紙面に晒す生首は
消えぬ烙印憂いながら
描けぬキャンバス見つめてる。
人よ
手引書から
はみ出ることなかれ。
咽と集音器の隙間から
進軍喇叭がトテチテタ。
赤灯ぎらぎら夜風に撒いて
歌人の咽を切り刻む。
手引書持った制服の
誇らしげな声色は
街の空へと融けてゆき、
豊かな街の上空の
白雲今日も汚してく。
モノクロの
紙面に晒す生首は
消えぬ烙印憂いながら
叫べぬ言霊拾ってる。
人よ
手引書を
侮蔑することなかれ。
脳と思考の隙間から
進軍喇叭がトテチテタ。
赤灯ぎらぎら夜風に撒いて
詩人の頭を叩き割る。
手引書持った制服の
誇らしげな声色は
蒼い空へと融けてゆき、
豊かな街の上空の
白雲今日も汚してく。
モノクロの
紙面に晒す生首は
消えぬ烙印憂いながら
書けぬ言葉に怯えてる。
家畜よ
手引書に
叛くことなかれ。
2007.12.06 ▲
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