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指の感触
触れる事の叶わぬ身体を
嘘に沈める訳にもいかずに
また 煙に巻く
曲り形にも 想いは真摯
紛い物だと 知りながら
浮かぶのは
頭の中の整合性
此処に在っては 噛み合う言葉
抱き寄せる事に
怯える者など 居やしない
すり抜けた 指は今
誰に言われる迄もなく
掛け替えのない
気持ちを支えて 朝を迎える
嘘に沈める訳にもいかずに
また 煙に巻く
曲り形にも 想いは真摯
紛い物だと 知りながら
浮かぶのは
頭の中の整合性
此処に在っては 噛み合う言葉
抱き寄せる事に
怯える者など 居やしない
すり抜けた 指は今
誰に言われる迄もなく
掛け替えのない
気持ちを支えて 朝を迎える
2016.01.09 ▲
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