萎れ咲き
無自覚な侮蔑へ
積年の皮を被せる

舐め腐った首はもう
繋がる事すら拒絶して
滞る夜明けと共に
下水管へと移り住む

息が欲しい
一呼吸でも構わない

舌が痺れる
四隅を前に頽れし
自堕落な理知
這い回る程に
お洒落に咲くのさ


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2016.07.23


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