壺は語らず
ふわふわとした一撃に
積木が怯える事は無かろう
めり込んだのは己が腕
絆される程に
鉄骨は軋み空が泣くのさ

崩れた跡に何が残るか
小さな壺へ
問い掛けるも応え戻らず
行方知れずの犬を捜して

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2016.09.27


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