鬼籍の意図
追い詰められた者ばかり
角地へ集まり
束の間の陽に酔いしれる

次が無くとも釘はあるさ
金槌は刻む 軌跡の音を
相槌と絡む
鬼籍の意図を察する様に

打ち付けた翅は大きく広がり
朽ち果てた撥条は小さく萎む
いつもより高く翔べたらいいね
窮屈な箱が何故だか愛しい

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2016.10.07


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